男の子の【才能】を開花させるカギはイヤイヤ期にある!

息子の才能を伸ばしてあげたいけど、親はどうすればいいんだろう?

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男の子の【才能】を開花させるカギはイヤイヤ期にある!

こんにちは、かおぽんです(^^)

「息子の才能を伸ばすために私が出来ることは何かあるかな?」と考えた時に、

とても参考になる本があったのでご紹介したいと思います。

この記事はこんなママにオススメ

☑子供のイヤイヤ期で困っている

☑子供の才能を伸ばす方法を知りたい

☑子供が片づけをできるようになる方法を知りたい

☑男の子がやる気を出す言葉と言ってはいけない言葉を知りたい

「モンテッソーリ流才能がぐんぐん伸びる男の子の育て方」を読みました。

著者は、モンテッソーリ教育アドバイザーの神成美輝さんです。

(※こちらの本は、男の子をテーマに書かれていますが、女の子にも当てはまることが沢山あるので、女の子ママの参考にもなります。)

そもそも「モンテッソーリ教育」って何?

モンテッソーリ教育は、20世紀初頭にマリア・モンテッソーリによって考案された教育法。

イタリアのローマで医師として精神病院で働いていたモンテッソーリは知的障害児へ感覚教育法を施し知的水準を上げるという効果を見せ、1907年に設立した貧困層の健常児を対象とした保育施設「子どもの家」において、その独特な教育法を完成させた。

Wikipedia

では、具体的にモンテッソーリ教育とはどんなものなのか?

この記事では、モンテッソーリ教育で言われている「子供の敏感期」について解説したいと思います。

子供の才能を伸ばす方法とは?

この記事の結論からお伝えします。

子供の才能を伸ばす方法とは

子供の敏感期を知り、子供の意思を尊重して、環境を整えてあげること

敏感期とは、簡単に説明すると「こだわりを非常に強く持つ時期」のこと

人間の敏感期は、イヤイヤ期と重なる1歳半~3歳頃に強く現れ、6歳ごろまで。

子供の敏感期の種類とは?

子供時代に現れる敏感期の種類は4つ
  1. 秩序の敏感期(順序・習慣・所有・場所にこだわる)
  2. 運動の敏感期(体の運動・手先の運動にこだわる)
  3. 社会的行動の敏感期(お手伝いなどにこだわる)
  4. 言葉の敏感期(読み書きにこだわる)

ちなみに、

毛虫の敏感期は、生まれてからすぐで、

若い葉っぱを食べるために光に対して敏感になるそうです。

「生きるために本能的に感じて、行動している時期」と言えるのではないでしょうか。

そう考えると、敏感期は重要ですね!!

問題なのは、敏感期の子供は、親にはわがままに見えること!!

わがままじゃないんだよ!!

①秩序の敏感期(順序・習慣・所有・場所にこだわる)では、

所有にこだわることで、所有の概念を育てている発達の段階

例えば、「子供がおもちゃを貸せない」のは、

「所有」という概念を身につけるために、

「物」と「所有者」ということに対して学んでいる発達段階だったのです!

物を貸すには、まず所有という経験が必要ですよね。

「物」と「所有者」という概念を身につけることができると物が貸せるようになるそうです。

私、息子が友達にものを貸せないとき、「貸しなさい」って取り上げちゃってました。

反省・・・

▶︎解決策としては、子供の意思を尊重して、無理やりおもちゃを取り上げず、お友達には他のおもちゃを貸してあげましょう。

「場所」にこだわることを利用して、子供に片づけをしてもらうには、

「おもちゃの置き場所を決めること」「片付けやすいようにおもちゃの量を減らすこと」です。

この本を読んでから、息子が普段遊んでいないなと思うおもちゃを片付けました。

おかげでリビングが少しすっきりしました(笑)

次に、

②運動の敏感期(体の運動・手先の運動にこだわる)について考えてみました。

子供はみんなやると思いますが、『ティッシュの箱からティッシュを一枚ずつ出す』のも敏感期の一つだと気づきました。

ティッシュを一枚一枚出すことは、手先の運動にこだわる敏感期なんです。

うちの息子は、ティッシュだけでなく、ごみ袋も一枚一枚丁寧に全部出してくれました(笑)

片付ける親は面倒ですが、子供の大切な発達段階(敏感期)を育てるためには、

なるべく子供がやりたいことをやらせてあげようと思いました。

ティッシュを全部出してみないと、

「ティッシュがなくなる」ということも発見もできないもんね。

私たち大人にとってはイタズラだけど、子供は常に学んでいるんですよね。

集中している子供は、

とてつもなく幸せなのです。

マリア・モンテッソーリ

③社会的行動の敏感期(お手伝いなどにこだわる)では、

お手伝いは積極的にお願いして、あまり手を出さないで見守るのが良いそうです。

私たち大人だって、お手伝いをして、他の誰かに

「そうじゃないでしょ!」って言われたら、

やる気をなくしますよね。

子供も同じなんです。

子供の「やりたいという気持ち」を尊重して、

「子供ができそうなこと」をさりげなくお願いしてみましょう!

自分でうまくできると感じている課題では、

絶対に子供を手伝ってはいけません。

マリア・モンテッソーリ

④言葉の敏感期(読み書きにこだわる)では、

男の子は、何らかの理由で自ら話さないと決めている子もいるそうです。

しかし、必要に迫られれば男の子も話すそうなので、「うちの子は中々話さない」と思っている男の子ママさん安心してください。

こちらの本で紹介されていた例としては、

お母さんやお姉ちゃんなど、周りの人が言わなくても察してくれる環境だと「話す必要性がない」ので、「話さない」という男の子もいるそうですよ!

敏感期に親に出来ることは?

秩序における「順序」「習慣」「所有」「場所」などの概念は、言葉で教えれば身につくものではなく、自分自身で身につけるものなので、敏感期を知り、子供を見守り、子供のこだわりを尊重してあげることが大切だそうです。

私たちは、日常生活の中で常に「段取りを組んで生活」していると思いますが、

それは物事の順序がきちんと頭に入っていないといけないそうです。

順序とは、

「ご飯を食べる時の順序」や「洋服を着る時の順序」などで、

子供は親に自分の順序を乱されると、

子供は混乱し、怒ったり、泣き叫んだりするそうです。

これがイヤイヤ期と言われる原因ですね。

▶︎自分の順序でやらせてあげることで、

段取りがきちんと組める大人になる!

この記事を書きながら、反省する事ばかりです。。

2歳はイヤイヤ期と言われますが、これからはイヤイヤ期ではなく敏感期だと認識を改めて、息子の可能性をつぶさないようにしたいと思います!

男の子がやる気を出す言葉と言ってはいけない言葉とは?

男の子がやる気を出す言葉とは、

「かっこいい」です。

保育士さんが良く使っていると思いましたが、子供のやる気を出すために使っていたんですね!

では、言ってはいけない言葉とは?

「ダメ」という言葉です。

子供は、スーパーで走り回ったり、売り物を触ったり、道路に飛び出したり、

何をするか分からないので、ついついダメと言ってしまっていませんか?

私は毎日言ってます(汗)

ではなぜ「ダメ」という言葉をいってはいけないかというと、

「子供のやる気の芽を摘んでしまう言葉」だからです。

想像してみてください。

私たちも子供の頃、色々やりたいことがあったと思います。

それを親にことごとく「ダメ!」と言われたらどう思いますか?

「何かをやりたいって言ってもどうせダメって言われるし、言うのやめよう。」

と諦めてしまいませんか?

それによって、挑戦する機会をなくすことになる。

大人になっても諦め癖を引きずってしまう可能性も十分にあります。

もし子供を必要以上に避難した場合、

その子は批判することを学ぶでしょう。

またあなたが子供を定期的に褒めた場合、

その子は尊重することを学ぶでしょう。

マリア・モンテッソーリ

まとめ

この記事のまとめ

子供の才能を伸ばす方法とは

子供の敏感期を知り、子供の意思を尊重して、

環境を整えてあげること

子供の頃に形成された人格が大人になってからも大きく影響を受けています。

子供のこだわりを否定するのではなく、

尊重してあげれば、子供の能力はどんどん伸ばすことができる。

活かすも殺すも親次第。

今回、ご紹介した以外にも沢山有益な情報が書いてある本です。

一度、読んでみると新しい発見があると思いますよ(^^♪

最後までお読みいただいて、ありがとうございました!