【母乳育児体験談】添い乳で虫歯になる?虫歯にしない為に出来る事

クリックできる目次

【母乳育児体験談】添い乳で虫歯になる?虫歯にしない為に出来る事

私の息子は現在2歳9ヶ月ですが、現在も寝るときは添い乳をしています。(まだ断乳してないの?と言われそうですね。汗)
「添い乳をすると虫歯になる」と聞くので、虫歯が心配でしたが、2歳9ヶ月現在で虫歯はゼロです。この経験から、「添い乳だから虫歯になる」わけではないという結果になりました。

では、なぜ添い乳で「虫歯になる子」と「虫歯にならない子」がいるかというと、添い乳以外の「生活習慣と体質」が関係しているようです。

生まれ持った体質は変えようがないですが、生活習慣はママがつくることができます。

我が家で虫歯にならないために気をつけたことは、次の5つです。

  1. 子どもが泣き叫んでも、歯を磨く
  2. 歯と歯の間に隙間がないところは、糸ようじをする
  3. 1歳半までは甘いお菓子やジュースは与えない
  4. 歯にくっつきやすい食べ物に注意する
  5. 水やお茶で口内を洗い流す

子どもによって歯が生えてくる時期もそれぞれだと思います。
息子は、生後9か月頃に生えてきました。歯が生えるのが早いと虫歯になる確率も上がると思いますが、対策をとっていれば虫歯にはならないと思います。

では、一つずつ詳しく解説していきたいと思います。

①子どもが泣き叫んでも、歯を磨く

子どもの歯磨きって本当に大変ですよね。子どもの成長と共に試行錯誤しながら、歯のケアをしてきました。今回は、「母乳のみの時期の歯のケア」「離乳食開始後の歯のケア」で分けてお話ししたいと思います。

母乳のみの時期の歯のケア

何かの本で「母乳で虫歯になることはないから大丈夫」と書いてあったので、少し不安もありましたが母乳だけの時は特にケアをしませんでした。数回、ガーゼで磨いただけです。赤ちゃんの歯を触ってみて汚れがついていないかは確認していました。

※ガーゼ磨きとは、綿100%のガーゼをぬるま湯で湿らせて、人差し指に巻き付けて、歯を優しく磨くこと。

離乳食開始後の歯のケア
  • 歯磨きの絵本を読む
  • ぬいぐるみの歯磨きを一緒にする
  • お気に入りのおもちゃを持たせながら歯磨きする
  • 「あ~」「い~」と子供に言わせながら歯磨きする
  • 自分で歯磨きをさせて、「仕上げはママがやるからね」と言ってみる
  • 何をやっても無理なら強行突破で歯磨きする
  • 強行突破で出来なければ、うがいをさせるか、お茶や水を飲ませて、歯に食べカスが詰まってないか確認して寝る。
    そして、「明日は絶対磨くからね」と子供に伝えておく。

うちの息子の場合、歯磨きをしたくないときは、口を開けてくれず逃げ回り泣き叫びます。
でも、歯磨きをしないと虫歯になるのは目に見えているし、こちらも必死で歯を磨いています。
最近は、夫に息子を押さえてもらってから、私が歯磨きをしています。夫が歯を磨いた方がスムーズな時は、夫に磨いてもらっています。

子ども相手に100%完璧な歯磨きは出来なくて当たり前。
出来る範囲で出来ればOK!それくらいの感覚でも虫歯になっていないので神経質になって、ママのストレスにならないようにしましょう(^^)

②歯と歯の間に隙間がないところは、糸ようじをする

乳歯の虫歯は、歯と歯の間に隙間があるかどうかで、虫歯のなりやすさが決まります
歯と歯の間に隙間がある子は、汚れが溜まりにくいので虫歯になりにくく、歯と歯の間に隙間がある子は、汚れが溜まりやすいので虫歯になりやすいそうです。我が子は、歯と歯の間の隙間があまりないタイプなので、毎回糸ようじを使って虫歯対策をしています。

歯と歯の間の隙間があまりないと、歯並びにも影響があるそうです。
息子はまだ2歳ですが、将来的に歯科矯正が必要かもしれないと歯科医院で言われました(T_T)

③1歳半まで甘いお菓子・ジュースは与えない

虫歯にさせたくないなら、甘いお菓子・ジュースを与えないのが一番です。甘いもの=虫歯の餌になりますし、食べさせたら歯磨きが大変ですからね。
最近は、赤ちゃんが食べられるお菓子も沢山販売されていますが、糖分の多いものは控えにするのがおすすめです。

④歯にくっつきやすい食べ物に注意する

食べかすが歯にくっついたままでは、虫歯になりやすいので、歯につまりやすいものやくっつきやすいものを食べた後は、子供の歯を確認しましょう。そのひと手間を加えるだけで、食べかすが長時間歯に付着するのを防げます。
和菓子より、洋菓子の方が油分が多く、歯にくっつきやすい印象です。
子どもの歯磨きがしっかり出来ないうちは、歯にくっつきやすいものはあまり与えないのが良いかと思います。

⑤水やお茶で口内を洗い流す

甘いものを食べた後は、水やお茶を飲ませて口腔内になるべく甘いものを残さないようにしましょう。子供も口の中が甘いままでは、気持ちが悪いと思いますし、口の中に残った食べかすを洗い流すには甘くない飲み物が一番です。水分補給もできますし(^^)

結論:添い乳で虫歯になるのではなく、食べかすが口内に残っていると虫歯になりやすい

「添い乳で虫歯になる」と言われていますが、「母乳以外の食べ物を食べるようになった子は、食べ物の残りかすの糖質が原因で虫歯になる」ので、母乳そのものが虫歯の直接の原因ではないそうです。

添い乳する時は、寝る前に食べかすをしっかり取れて入れば虫歯にはなりにくいということ。

虫歯になりにくい生活習慣を作ろう

子どもを虫歯にさせたくないなら、現在の生活習慣を今一度見直してみましょう。

  • 甘いおやつを日常的に与えていないか?
  • 歯磨きで汚れを落とせているか?
  • 歯と歯の間に隙間がない場合、糸ようじをしているか?
  • 食後に水やお茶を与えているか?
  • 食後に歯に食べかすがないか確認しているか?

子供が嫌がって歯磨きが出来ない日が続く場合は、甘いものをあげるのをやめましょう。虫歯のリスクを減らせます。

【メモ】子供も大人も寝ている時間は、唾液の量が減り、口腔内が乾燥しやすく、虫歯になりやすい環境です。寝る前のお口の中のケア、大切ですね。

最後にもう一度、私が「子供を虫歯にしないために実践したこと5つ」を掲載します。

  1. 子どもが泣き叫んでも、歯を磨く
  2. 歯と歯の間に隙間がないところは、糸ようじをする
  3. 1歳半までは甘いお菓子やジュースは与えない
  4. 歯にくっつきやすい食べ物に注意する
  5. 水やお茶で口内を洗い流す

これは、我が家の一例なのでケースバイケースだとは思いますが、何か一つでも参考になれば幸いです。

追記:我が家では毎晩、息子と格闘のように歯磨きをしています。私が「歯磨きするよ~」というと、息子は逃げ回ります。
何歳になったら、すんなり歯磨きが出来るようになるのか。もうしばらくかかりそうです(^^;